Fate/Grand Order Original Soundtrack III(初回仕様限定盤)
―――これからこのイベントをプレイするマスターへ。
このイベントは、ホラー耐性がない人には一部本当にキツいので、覚悟のうえ臨むことをおすすめする。のっけからキツいの来るから気をつけろ。でも、イベントとしてはとても良かったから、ぜひ最後までプレイしてほしい。幸運を祈……(手記はここで途切れている)
―――というわけで、『Fate/Grand Order』 2020水着イベント「サーヴァント・サマーキャンプ!~カルデア・スリラーナイト~」をクリアしたので、感想を書いてみます!
※以下、イベントおよび本編2部5章までのネタバレを含みますのでご注意ください
あらすじ
今年の夏は山!
日本のどこかに現れた微小特異点を解決するため、そして何より愛する項羽とのバカンスを楽しむため、虞美人はマスターと共にレイシフトを敢行する。
だが、辿り着いたその山は、豊かな自然とは裏腹に強力な呪いに満ちており、到着するなりカルデアとの通信も途絶え、しかも項羽もいなかった(!!)。さらに夜には、カルデア史上最恐の恐怖が待ち受けているのだった……。
感想
とにかく怖すぎました
いや本当に、ガチで、個人的に本編・イベント含めカルデア史上 最 恐 でした。
プロローグのムービーが流れ始めた時点で「あっこれ無理だ」と判断し、音声を消し、画面右上のSKIPボタンと下のメッセージ部分以外を指で隠しながらおそるおそるシナリオを進め、それでも民家でのビデオテープは耐えきれずSKIPし、ようやく慣れてきたかな…? と思ったところでの蓬莱山賛歌。しにたくないしにたくないうわあああ(ry
FGO5周年で、あの全都道府県新聞広告で興味を持って始めてくれた新規マスターの皆さんが初めて触れるイベントがこれなのかと思うと、もうちょっとホラー要素控えめでも良かったのでは……?と思います。 黒幕判明後あたりからはいつものイベントのテイストに戻っていましたけれども。
シナリオ自体はとても良かった
とはいえ、シナリオ自体は本当に良かったと思います。
昼も夜もサーヴァントたちの個性が全開だったし、時限開放式のおかげで、次の更新までに考察したり皆さんの考察を読んだりできて、非常に楽しめました。危うく睡眠時間を犠牲にしかけたけれど……( ̄▽ ̄;)
終わり方がすごく意外で(まさかのふじのん)、でも、とても綺麗な終わり方だったなあと思います。振り向こうとして堪えたくだりは、オルフェウスや黄泉下りの類なのかな。
最後の選択肢で思わず「姉さん」を選んで減点されてしまったけど、ふじのんって下に弟か妹いたっけ、藤丸って姉いたっけ? と思ってしまいました。自然に姉と呼んでもらえるなんてジャンヌ涙目。
徐福、というかこの村は……結局、村の外の人間を殺すことはほぼなく(一部魔術師は犠牲になっていたっぽいけど)、仮面を被せた人形をさまざまな手段で殺すことで、仮面に「死」を刻みつけていた、という理解で良いのでしょうか。偽りの死でも2200年刻み続ければ英霊すら殺しうるのか……。
虞美人が大好きになりました
殺生院リリィ(!?)やら大人アンデルセン(!!?)やらVR新陰流(( ゚д゚))やら、魅力溢れまくっていた今回のサーヴァントの皆さんでしたが、個人的に一番好感度が上がったのはやはり虞美人さんでした。めっちゃ頼れる先輩じゃん!
項羽様の槍のおかげとはいえ戦力としても充分だし、上位種としての位の高さも持ち合わせているし、冗談抜きで不死身だし、お茶目なところもあるし、なんだかんだ言って後輩sのこと認めてくれてるし! えっちょっと今回だけじゃなくて本格的に異聞帯攻略協力してくれませんか先輩! (おまえがやりなさいよ)
しかし、さすが真祖というか、本当に何やっても死なないんですね先輩……。直死の魔眼でも死なないんだっけ……。生きているのなら神様だって殺してみせる式さんと、いずれどこかのイベントで接点を持ってほしいなーと思いますが、はたして叶うかしら……。
おわりに
途中、本当に怖くて進めるのやめようかと思ったものの、終わってみれば、FGOの夏イベントの中でも一番面白かったのでは、と思う良イベントでした。
冬木クリア直後のマスター勢には難易度的につらいところもあるかと思いますが、フレンドの力を借りながらなんとか完走してもらえたらと思います。
わたしも、来年の復刻に備えて概念礼装を凸して待っていたいと思います。シナリオを読むかどうかはわからないけど!(ビビリ)
Fate/Grand Order Original Soundtrack III(初回仕様限定盤)
- アーティスト:Fate/Grand Order
- 発売日: 2019/05/15
- メディア: CD