「だれかを勇気づけたいときは、笑ってあげればいい。」
笑顔ってほんとに大事だよね、という話。
あらすじ
結婚を発表し、ドクターヘリを降りて内勤となった冴島。その穴を埋めるべく、新人ナースの雪村は意欲を燃やす。一方、フェローの名取は、至って無難に救命医療をこなすが、医療への熱意はほとんど見られない。
そんな中、橘と三井の息子、優輔の容態が急変する。集中治療室に入った優輔は、隣のベッドに居た同じ病気の少年と仲良くなるが、その少年が心停止状態に陥り――。
感想
冴島と雪村
改めまして結婚おめでとーーう!\( ̄▽ ̄ )
産休まで内勤になった冴島さんと、その代わりを務めようとする雪村さん。でも、知識や技術には問題なくても、彼女には患者やその家族への気遣いが不足しているという難点が。まあ、確かに、そこまでやってたらきりがないのは確かなんだけどね……。
フライトナースにとって大切なことは、パニックになってる人の不安に気付いてあげること。スタッフを含め、張り詰めている人々が自分の顔を見ると安心する、そういう人になってほしい。焦らずに、成長してほしいと願う冴島さん。
うおお……確かに安心する……。
今後、冴島さんのような安心する笑顔を見せられるようになるのか、がんばれ!雪村!
緋山と緒方
前回の料理長こと緒方さん、まさかの再登場。
救命に来たことで周産期医療チームに戻れなくなった緋山と、怪我によって料理長の座を奪われた緒方。居場所がなくなった同士、まさかの急接近! おおー! こちらも応援したいぞ……とか思ってたら、緒方さん結婚しとったんかーーーい!!\( ̄□ ̄ )
結婚しといて、落ち込んでる独身女性に「笑ってるほうが可愛い」は無いですわ緒方さん……。いやその気はなかったのかもだけど……。いやあったのかもだけど……。
でも、緒方さんのポジティブさは本当に見習いたいなあ。
落ち込んでるときは、腹一杯にするのが一番良い。居場所を失くしても、頼まれて行く場所があるだけまだ良い。お先真っ暗どころか闇でも、闇の中で暗くなってたら、自分自身がどこにいるか分からなくなる。本当その通りだと思います。
でも、やっぱり、落ち込んでる独身女性に「笑ってるほうが可愛い」は(ry
橘夫妻と優輔
息子の前では笑顔でいてやってほしい父親と、息子を心配するあまり笑えない母親と、両親に心配をかけまいとする息子。でも本当はやっぱり笑ってるお母さんのほうが良い息子。お父さんはいつもヘラヘラ笑ってるから良いらしい(笑)。
友達が出来たのに、ある日突然居なくなる。次は自分の番かもしれない。そんな日々に耐え続けて800日って、そりゃ11歳でもストレスで胃炎になるよね……。
それでも両親を心配させまいと気丈に振舞ってたけど、花火を見てついに感極まって「アキトと一緒に見たかった」と涙する優輔くん。つらい……。
アキトくんは残念だったけど、彼は移植が間に合ってほしいなあ……。
藍沢と奏
脳腫瘍が体調悪化を招き、一刻を争う状態になっている奏ちゃん。それでも、ピアノを弾けなくなる不安から手術を受け入れられない。そんな彼女の背中を押したのは、藍沢の言葉と、ほんのちょっとだけ浮かべた藍沢の笑顔でした。
確かに、どんなに手術が上手くても、良い薬を処方してもらっても、「大丈夫」って言ってくれないと患者としては不安を払拭できないですよね……。
彼と肩を並べるもうひとりの脳外科医、新海さんなら笑顔で「大丈夫」と言うんじゃないの?と思ってたんですが、彼は彼で、失敗したときの訴訟等を気にしてそういうこと言えなかった模様。なんか意外。でも実際、いろいろ言われるんだろうなあ……。
山下智久さんの「ほんのちょっとの笑顔」の演技、すごく良かったです。『ボク、運命の人です。』ではあんなにはっちゃけてたのになあw。
手術を決断した矢先、容態が急変した奏ちゃん。彼女の手術の行方はいかに。
次回のメインは名取くん
藍沢と新海の手術の腕を目の当たりにしつつも、「医者が全員名医じゃなくても良いだろ」と毒づく名取くん。ここに来たのも、「父親が行けって言ったから」。名医の息子に生まれ、別に医者になりたかったわけでもないのに、生まれながら医者というレールを敷かれて歩いてきたっぽい。
もちろん、そんな姿勢で仕事に取り組まれたら、救命チームとしてはたまったものじゃないわけで。次回、ついに彼に試練が来るようですが、はたして彼は望まないレールを降りるのか、それとも……?
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フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー」ドクターヘリ緊急救命 3rd seasonオリジナルサウンドトラック
- アーティスト: 佐藤直紀
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