お盆の時期、親戚が集まる中テレビで流れるには、あまりに重たかった話。
いや、お盆だからこそのテーマだったのかな、これは。。。
あらすじ
救命センターに届いた救助要請。白石と名取がドクターヘリで現場に向かうが、別の箇所にも重傷者が居ることが分かり、白石は一方を名取に任せることに。名取は患者を軽症と判断し、近くの病院に移送させたが、患者は実は骨盤骨折をしており、集中治療室へ入ることになってしまう。
一方、冴島はつわりに苦しみながらも内勤の仕事をしていたが、オペの最中に倒れてしまう。緋山が急いで彼女とお腹の子を診察するが……。
感想
藤川と冴島
赤ちゃんうわああああああああorz
1話から続いてきた藤川先生の浮かれっぷり&のろけっぷり、からの、この急転直下の鬱展開にはちょっと……参りました……。子どもがいる方、あるいは流産を経験された方にとっては、見るのもつらい回だったんじゃないかこれ……。
術後、入院食が美味しいと言う冴島さん。それを聞いた藤川先生は、最初それを良いことだと受け取るんだけど、今までつわりでトマトしか食べられなかったのに、ご飯が美味しいと感じるのは、赤ちゃんが居なくなったことの証拠に他ならないわけで……。あああああ……。(´・ω・`)
自責の念に駆られるふたりを、藍沢先生、白石先生、緋山先生がナイスフォロー。
ムードメーカーである藤川先生の家庭はきっと明るい。
結婚とは、幸せになるためじゃなく、つらい毎日をふたりで乗り越えていくためのもの。
涙の末に「最後のお出かけ」をした藤川夫妻が、つらい出来事を乗り越えて、そしていつか、幸せになってくれることを願うばかりです。
……しかし、なにもそんな、病院の廊下でトマト食べなくても。
名取とレスキュー隊員
レスキュー隊員の骨盤骨折を見落として、容態を悪化させてしまった名取先生。しかも、ミスしただけならともかく、「俺がやらかしたみたいじゃん」「結果助かったんだから良いじゃん」「次からは気をつけるよ」なんて、超軽いノリ。さすがにこれには白石先生も「次はないのよ?」とガチギレ。
良くもまあ、ジャニーズに、しかもHey!Say!JUMPの有岡くんに、こんな役させたねえ……。
自身も重傷を負いながら、救助対象者の手を離してしまったことを悔やむレスキュー隊員に、「そんなに自分を責めないでくださいよ」と言うも……。
「レスキューの現場に、状況が良い時なんてない。言い訳なんていくらでもできる。でも、そんな言い訳をする人間に命を預けたいと思うか? 人は、起きたことはすべて自分の責任だと言い切れる人間に命を預けたいと思うもの。おれの仕事はそういう仕事だ。ドクターヘリだってそうでしょ?」
と、反論のしようもないパーフェクトなフルボッコを食らってしまうのでした。
最後の最後に、だいぶ躊躇いながらも、「すみませんでした」と頭を下げた名取先生。いやいやいや、医療ミスの謝罪にしてはだいぶ軽くないか?……と思うけど、たぶん今まで頭を下げたことなどなかっただろう彼にとっては、これも大きな成長なのかも。
それにしても、奥さんが流産した直後にも関わらず「これなら現場で気付かないこともあるかもな」とフォローする藤川先生、新人のミスを自分の責任だとして謝罪する白石先生超偉い。
横峯さんも奥様のこと気遣ってて偉い。あれ、雪村さんの仕事とちゃうの? 君ナース向きじゃないか?
緋山と緒方
「人がいないところで会いたい」と緋山先生を誘った緒方さん。その理由は、緋山先生に離婚届の証人になってもらうためでした。って、背中で書くんかーい!?
奥さんについて「どこが良かったの?」と訊ねる緋山先生に、綺麗、すごく強い、頭が良い、そして最初に俺の料理を美味しいと言ってくれたところだと答える緒方さん。……離婚の原因は、明言されてなかったけど、やっぱり彼が怪我をして包丁を握れなくなったからなのかなあ。そういう時こそ支えるのが妻の役割じゃないの?とも思うけど、のっぴきならない事情があったのかも。
こうして、緋山先生の「ちょっと気になる男性」はフリーになるわけですが、緋山先生の恋?の行方やいかに。
……でも、緋山先生の場合、緒方さんも悪くないけど、家事できる男性のほうが良いのでは。いや緒方さんも腕さえ治れば大丈夫なのかな?
藍沢と奏
緊急オペの結果、無事一命を取り留めた奏ちゃん。
でも、指に麻痺が……!!
リハビリでどうにかなるものなら良いのだけれど、どうなるのでしょうか……?
▼公式サイト
www.fujitv.co.jp
フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー」ドクターヘリ緊急救命 3rd seasonオリジナルサウンドトラック
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