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大河ドラマ『麒麟がくる』がめっちゃ面白いのでぜひ見てほしい

これまで、日曜の夜8時といえば『イッテQ』派だったのですが、今年は完全に大河ドラマ『麒麟がくる』を見ています。

めっちゃくちゃ面白いので、まだご覧になったことのない方はぜひ見ていただきたいのです。

『麒麟がくる』について

『麒麟がくる』は、2020年1月から放送中のNHKの大河ドラマ。
戦国時代を描く大河としては3年ぶりで、しかも今作は大河史上初の、明智光秀を主人公とした物語。

明智光秀といえば、日本で知らない人はいないであろう、かの「本能寺の変」を起こした人物。

その光秀を、あの『シン・ゴジラ』の長谷川博己さんが演じるというので、初回だけでも見てみるかと思って見てみたのが運の尽きでした。めっちゃ面白かった。ええ、即座に視聴続行を決定しましたとも。しばしさようならイッテQ……


光秀がとても一所懸命で好感が持てるのです

前述のとおり、光秀といえば信長を裏切った「悪役」イメージの強い人物ですが、今作の(現時点での)光秀は、そんなイメージとは程遠い、真面目で一所懸命な青年として描かれています。

上司の斎藤道三やその娘の帰蝶からの無茶ぶりに毎回「!?」となりつつも、懸命にその任務を遂行する姿には、思わず応援のエールを送りたくなってしまいます。

いち早く鉄砲の重要性に目を向け、積極的に学び、その知見を示したことで、織田信長の信を得ることにも成功。相手が上司であろうと将軍の右腕であろうと、しっかりと自分の意見を述べる芯の強さも持っています。

そのくせ女性からの感情には超鈍感で、駒からも帰蝶からも明らかに意識されてたのに見事にスルー。ギャルゲの主人公か!

菊丸が謎すぎて魅力的なのです

そして、そんな十兵衛よりも気になるのが、岡村隆史さん演じる「菊丸」

事前情報をほとんど仕入れておらず、岡村さんが大河に出ることすら知らなかったので、1話を見てびっくり。しかもまさかのオープニングのキャスト順3番目でびっくり。めっちゃ重要ポジションじゃないですか! 絶対ただの農民じゃないだろ! 実際1話目からして妙に知的っぽい面見せてたし!

……と思っていたら、実はやはりただの農民などではなく、三河の忍だったことが判明。三河の主となる竹千代(のちの徳川家康)を陰から守るという大任を背負っているようです。この岡村さんがめっっちゃ格好良いのです。菊丸を見たいがためにこの大河を見ているといっても過言ではない。

この記事を書いている時点(12話終了時点)では、おそらく竹千代の後を追って駿河へ潜入しているものと思われますが、今後の再登場が今からとても楽しみです。桶狭間あたりだろうから少し先になるかな……。

信長が無邪気にして狂気なのです

そしてそして、第7話から満を持して登場してきた織田信長

実のところ、演じるのが染谷将太さんと聞いたときは、思わず「え?」となったのです。だってあの織田信長にしてはあまりにも、少し幼い?イメージがあって……。

と思いきや、蓋を開けてみればそれはそれは恐ろしい、無邪気な中にも狂気を潜ませる信長がそこにいました。父に褒めてもらいたい一心で、さらっと三河の松平広忠のをプレゼントするとか! 実の兄が敵方に捕らわれても「腹を切れば良かったのです」なんて言っちゃうとか!

この先の桶狭間やら長篠やら比叡山やらがどう描かれるのか、非常に楽しみのような恐ろしいような……。

他にも魅力的なキャラがいっぱいなのです

他にも、本木雅弘さん演じる斎藤道三、川口春奈さん演じる帰蝶、片岡愛之助さん演じる今川義元など、とにかく魅力的なキャラが多く。
戦国時代のことをほとんど知らない私でも、充分ストーリーを追いかけ、楽しめることができています。

前述の菊丸はもちろん、京で知り合った駒や東庵先生、伊呂波太夫などの架空のキャラがどう物語に影響してくるのかも見物。ついに登場する佐々木蔵之介さん演じる秀吉にも注目です!

一体どうなって本能寺の変にいたるのか

いまこの記事を書いている時点の放送分(12話終了時点)では、まだ信長と知り合って間もない光秀。

この光秀が、今後どのような道を経てあの本能寺の変にいたるのか、引き続き追いかけていきたいと思います。話が進むにつれキツい展開になることはわかってる! けど!

麒麟がくる 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド)

麒麟がくる 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド)