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【感想】映画「ガールズ&パンツァー 劇場版」

副題:本編一切未視聴の人間がほぼ事前知識なしで劇場版ガルパンを観てみた。
(ラノベタイトル風)

※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじ

戦車を用いる武道、「戦車道」が普及している世界――。

かつて廃校の危機に瀕していた県立大洗女子学園の生徒たちは、廃校を免れるため戦車道の全国高校大会に挑み、見事優勝を果たす。存続が決まり、学園には平和が訪れた――ように思われたが、実際には廃校の危機は解消されておらず、学園は封鎖されてしまう。かろうじて戦車の没収は免れたものの、生徒たちは転校先が決まるまでの間、山あいの寂れた学校に一時留まることに。

だが、存続を諦めていなかった生徒会長の働きかけにより、真に廃校を免れるための一戦が設けられることになる。相手は、戦車道家元の娘が率いる大学選抜チーム。真の平和を勝ち取るため、大洗女子学園の面々は、再び戦車での戦いに挑む――。

感想

大迫力のアクション!

「ガルパンはいいぞ」と度々耳にしてはいましたが、実際これまでほとんど内容を知らなかった「ガールズ&パンツァー」。

事前知識としては、「女の子たちが戦車に乗って戦う」ということと、ダー様ってキャラがいることくらいしか知りませんでした(←そこ?)。

そんな状態で、いきなり劇場版ガルパンを観てみたわけなのですが。


総論:ガルパンはよかった


確かに、作画と演出の気合の入れ様たるや、尋常ではありませんでした。
戦車などのメカニックの描写の精緻さ、CGを駆使した迫力満点のアクション、そしてカメラワークの凄さ! 絵コンテ一体どうなってるんだろう?

自宅のテレビではさほど感じられなかったものの、砲撃の音も結構な迫力で。
以前、立川シネマシティ等でやっていたと聞く爆音上映だと、さらに物凄かったのでしょうね。
(でもその分、通常の会話の音量が小さく感じられたのが難点でした。。。)

突っ込みどころ満載なのは突っ込んで良いのだろうか

それにしても、のっけから市街地で何台もの戦車が砲撃しまくり、町の建物を破壊しまくってたけど、あれは大丈夫なんでしょうか……。

住人の避難は完了していたみたいだし、戦車による戦闘は町の娯楽になっているようだし、壊された建物の主を別の人が羨ましがっていた描写すらあったので、おそらく損害分は国かどこかから補填されることになっているのでしょうが。

それにしたって、毎回あれだけの損害を出していたら、その補填額だけでも大赤字になると思うのだけど。その損害を補うほどの儲けが出てるんだろうか?

彼女たちが使う砲弾や戦車燃料代も、どこから捻出されてるんだろう?とか。
まさか彼女たちが「部費」として出し合ってるわけでもないでしょうし……。


というかそもそも、あれだけの破壊力を持つ砲弾を撃ちまくって被弾して転倒して、搭乗者の誰ひとり死なない(どころか、大きなケガもしていない)のが凄い。
戦車から身体を出して指示出してる人とか危なすぎるでしょうに。

とくに中盤以降、思いきり大規模な爆発に巻き込まれるシーンとかあったのに、あれで全員無事とかどうなってるの( ̄▽ ̄;)


……等々思いながら見てたんですが、その後、戦車がジェットコースターのレールを登り始めたり、水切りのごとく水面を跳ねて川を渡り出すのを見て、良い意味で考えるのをやめました。そのあたりはファンタジーというか、突っ込むだけ野暮というか、「細けぇことは良いんだよ!」的な感じなのでしょう。そこまでリアリティ突き詰めてもね。アニメだもんね。

キャラクターが多すぎて良く分からなかった……

本編未視聴の状態で見たものだから仕方ないんですが、キャラクターがほとんど分からなかったのが残念。
個人的には灰色ツインテールの子(アンツィオ高校のアンチョビちゃんと言う子らしい)と、主人公の戦車を操縦する眠そうな子(冷泉麻子ちゃん)が好きでした。あともちろんダー様も。

みほちゃんの「ぱんつぁー、ふぉー!」も可愛かった( ̄▽ ̄ )

おわりに

そんなガルパン、全6話からなる最終章が12/9(土)から順次劇場公開されていくらしく。
気になった方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト

これを機に本編をチェックしてみるのもアリかも?

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