バカボン実写化スペシャルドラマ、まさかの第2弾。
相変わらず上田さんがぶっ飛んでるwww と思いながら楽しく見ていたんですが、終盤の衝撃の演出でいろいろ持っていかれました( ゚д゚)
※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
1.ハッピーメリーニューイヤーなのだ!
大晦日。年越しそばには絶対にネギがないと嫌なのだ!というバカボンのパパ(上田晋也)は、(手持ちで一番暖かい服である)サンタクロースの服を着て、ハジメちゃんと共にネギを買いに出かける。新年の福男を決めるレースに八百屋が出ていることに気付いたパパは、八百屋を追って福男レースに参加。そのレースには、夜店で詐欺まがいの商売をしていた男(寺島進)、それを追う警官(高嶋政伸)も混ざることになり……。
- ハジメちゃん役・早坂ひららちゃんの長台詞が相変わらず凄い
- 高嶋さん、安心と信頼の顔芸
- 夜店のど真ん中でフルスイングかます警察官
- え、あのイチロー本物? ニッチローのほう?
- ↑福男レースで盛大に転んでたから多分偽者、ですよね?
- 幸せとは、自分で掴み取るものなのだ
- 人波のなか引き金に指かけたまま走るな警察官( ̄▽ ̄;)
- 一等賞の300万円を捨ててネギを頼むパパ
- バカボンのパパに有田さんから年賀状www
- ハジメちゃんにはケンブリッジ大学から年賀状Σ( ̄□ ̄ )
- ワシは、年賀状は一番お世話になっている人にしか書かないのだ
- ↑と言って家族それぞれに年賀状を出すパパ、素敵!
2.世にも素敵なハジメちゃん誕生秘話なのだ!
みかん神経衰弱で盛り上がる新春のバカボン家に、ママ(松下奈緒)の友人が夫婦で訪れる。出産を間近に控えた夫婦は、それぞれマタニティブルーに陥っていた。「あなたたちはマタニティブルーは無かったの?」と訪ねる友人夫妻に、バカボンのパパとママはそれぞれ「無かった」と答えるが、バカボン(オカリナ)だけは夫妻の気持ちに共感するのだった……。
- みかん神経衰弱とかマジで神経衰弱しそう
- バカボンのパパもすごいけどハジメちゃん( ゚д゚)
- おや、前作で出た元仮面夫婦の人(愛鮫さん:船越英一郎氏)だ
- テレビ越しに催眠術にかかるバカボンwww
- ブランコの後ろ、鉄棒で遊ぶオカリナが何気にすごい
- ワシはマタニティハッピーだったのだ
- なぜブルーになる必要があるのだ?
- どこのパパも最初からパパじゃないのだ。ありのままでいいのだ
- 子供は自然と親の背中を見て育つのだ
- バカボンもお兄ちゃんになれるかどうか不安だった
- いいお兄ちゃんになるための特訓は、おやつの大きいほうを弟にあげること
- ↑なんだかんだで良い特訓のような気がする
- バカボンが間違えた時のツッコミの速度が本業入ってますよ上田さんwww
- 最後のテスト(みかん)に受かった動機が不純すぎるwww
- ちゃんとした父親になれるか、悩んでる時点で立派なお父さん
- 子どもが生まれた日は、子どもとパパとママの0歳の誕生日
3.リンゴ殺人事件!いや、ミカン誘拐事件なのだ!
みかん神経衰弱の世界大会で優勝し、賞金1000万円を贈られたハジメちゃん。商店街でも大人気となった彼だが、バカボンと別れた所を狙われ、誘拐されてしまう。犯人は、大晦日にも詐欺まがいの行為を働いていた男だった。ハジメちゃんが手にした賞金1000万を身代金として奪うべく、犯人はバカボンの家に電話をかけるのだが……。
- 何気に偽イチローのバットを気に入ってる警察官
- 超天才とはいえあんな小さい弟を置いて帰ってくるなお兄ちゃんwww
- 警察には言うな、と警察官に言う誘拐犯
- 息子が誘拐されてるのに逆探知成功ではしゃぐパパ
- 息子の身代金1000万が安すぎると怒るパパ
- ハジメちゃんはプライスレスなのだ!お金になんか換えられないのだ!
- 息子のためならどんなことでもするのだ(ただし身代金は払わない)
- パパからの年賀状が思わぬ伏線に
- まさかのフィギュアスケート大会
- まさかの第2話のお父さんがスケートの先生
- まさかのフィギュアスケート男子ペアでタイタニック
- 催眠術で「天才的なスケーター」にww
- 資金難の孤児院をたてなおすために1000万円が必要だった
- ハジメちゃんが捕まっているのは側にみかんの木がある建物
- そして、バカボンたちがみかんの木を探し続けるところで掛かる、
SMAPの「オレンジ」!!!
うわー、これは、日テレさん攻めたなあ!
2017年の新春、すなわちSMAPの解散後に放送されるスペシャルドラマで、しかも一番印象に残りやすいシーンでの挿入歌で彼らの曲を流すなんて、某方面的に大丈夫なんでしょうかと思いつつ、超GJ。
「希望を捨てちゃいけないのだ。諦めたら、そこですべて終了なのだ」
パパ……。
そして、ハジメちゃんは無事バカボンたちの元へ。事情を知った一同及び愛鮫氏の助力により、賞金1000万は男の願い通り、孤児院へ寄付されることに。ハジメちゃんが戻ってきたことを伝えるバカボンへ、レレレのおじさんが答えるシーンで物語は幕を閉じます。
その時の言葉が、
「家族はいつも一緒にいないとだめですよー!あなたたちは、世界に一つだけの家族なんですからー!」
「世界に一つだけの」!!
うわー、日テレさん攻め(ry
挿入歌で「オレンジ」を流しておいて、ラストシーンでの「世界に一つだけの」というフレーズ。レレレおじさんが言ったその「家族」が指すのは、はたしてバカボン一家のことだけなのか、それとも「彼ら」のことを示唆しているのか……。
どう考えても後者です、本当に(ry
家族の絆
今作のドラマのタイトルは、シンプルに「天才バカボン2」。でも、前作のタイトルは「天才バカボン~家族の絆」でした。
そして今回。描かれたのは、(方法の是非はあるにせよ、)「家族がバラバラになってしまう事態をなんとか止めようとした」人々。それは、劇中の登場人物だけでなく、現実世界のあの「家族」がバラバラになるのを防ごうとした人々をも示唆しているのかもしれません。
ドラマのタイトルからは除かれていたけれど(わざと?)、今回も確かに家族の絆が描かれた作品。お見事でした。
▼前作感想:
akirwn.hatenablog.com
▼2017年も、綺麗な花が咲きますように:
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▼続編感想:
akirwn.hatenablog.com
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