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【感想】漫画「からくりサーカス」

祝・アニメ化!ということで、むかし途中まで読んで中断しちゃってた(スミマセンorz)のを読了しました。ナルミ兄ちゃあああああん!!!!!。・゚・(ノД`)・゚・。

あらすじ

人を笑わせなければ呼吸困難に陥り、最悪の場合死に至る謎の病・ゾナハ病。その病に罹り、懸命に子どもたちを笑わせようとしていた青年・加藤鳴海は、謎の男達に追われていた少年・才賀勝を助ける。勝を追っていたのは、人間そっくりの「人形」たちだった。

追手から逃れるうち、鳴海と勝は美しい女性・しろがねと出会う。からくり人形「あるるかん」を巧みに操る彼女は、はるか昔から勝を守るよう命じられていたのだった。

鳴海、勝、しろがね。
3人の出会いは、やがて世界すら巻き込む数奇な運命を紡いでいく――。

感想

いやもうあの、とにかく名作としか言いようがない作品です。

前作「うしおととら」もそうでしたが、とにかくもう、話のスケールがとんでもなさすぎる。文字通り世界中、そして何十年という時を巡る物語。何気ない話が後々の伏線になっていたり、あの場面での名台詞が後のあそこでも使われてさらに威力倍増だったり。

キャラクターも皆個性豊か&魅力的な面々ばかりで、単純な勧善懲悪かと言えばそうでもなく。序盤に出てきたあのキャラが後々の意外な所で活躍したりとか。
中でも一番好きだったのは、、やっぱり鳴海兄ちゃんだなあ。まさに漢の中の漢でした。これで19歳とか嘘だろアンタ。

途中、中だるみを感じそうになる展開がなかったわけではないですが(それで読むのを中断してしまったことあり……藤田先生本当にすみません)、終盤の展開は本当に胸熱でした。全43巻と長いですが、ぜひとも読破をおすすめしたいところ。

アニメ化について

……しかし、これをアニメ化するって、全何話になる予定なんだろう……?

「うしおととら」のアニメ化では、コミックス全33巻分を39話でやろうとして展開を端折りまくったために、原作ファンからの批判も多かったと聞きますが――この「からくりサーカス」は、それをさらに上回る全43巻。何をどう頑張っても3クールでは不可、4クールでも無茶だと思うんですが、果たして何話でやる予定なのでしょうか。
エピソードカットしようにも、あれもこれも削れんだろうしなあ……。

それにしても、先日公開されたアニメ版のプロモーションビデオ。
演出もさることながら、声優陣の豪華さ、そしてイメージとの合致率がすごかったです。

勝を演じる植田千尋さんは、2500人超の公募オーディションで見事抜擢されたのだそうで、PVを見ても本当にイメージ通りの声でした本当にありがとうございました。
小山力也さん演じる鳴海、林原めぐみさん演じるしろがねも素敵!

櫻井孝宏さんはギイ役かなと思ったらまさかの阿紫花役でびっくりしたけど、全然アリです。「で、お代はいかほどいただけるんで……?」が余裕で脳内再生できちゃう。
まだ公開されていないあのキャラは誰になるのか、想像するのも楽しみ。

惜しむらくは、当方、諸事情ゆえリアルタイムでは見られないってことなんですけどね。・゚・(ノД`)・゚・。 DVD待ちかなあ……。

karakuri-anime.com

からくりサーカス(1) (少年サンデーコミックス)

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  • 作者:藤田和日郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/02/04
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