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【感想】ドラマ「コード・ブルー 3rd SEASON」第6話

真夏の夜に届けられる、極寒、密室、絶叫、覚悟、そして――落胆。

あらすじ

巨大な冷凍室を擁する倉庫での事故発生の報を受け、藍沢らフライトドクター達が現場に駆けつける。灰谷と横峯は冷凍室内の患者の対応を任されるが、その最中に突如停電が発生し、彼らは冷凍室に閉じ込められてしまう。そして室内にはもうひとり、緊急の手術を要する重傷者がいた。

一方、緋山と名取は、脳死判定を受けた少年の臓器摘出に立ち会うことに。脳死患者に関して忘れがたい過去を持つ緋山とは対照的に、名取は臓器摘出の場でさえドライな様子を崩さない。そんな彼がふと吐露した心境は、驚くべきものだった……。

感想

灰谷と横峯と極寒地獄

視聴者的にもこんなの無理です見れませーーーーん!!!・゚・(ノД`)・゚・

もうね、見てるだけで寒すぎて痛すぎて……(震)。
特に、あの患者さんの絶叫は怖すぎた。一般的な手術シーンって、血がドバドバ出て「ひいい」ってなるけど、患者自身は麻酔で眠ってるから、悲鳴とか上げないんですよね。でも、人の身体にメスを入れるって、こういうことなんですよね……。

患者の悲鳴に完全に怖気づいてしまった横峯の代わりに、勇気を振り絞った灰谷が超格好良かった!
臆病者だから、やらなくて良いなら、やらないほうを選ぶ。でも、今やらずにこのまま患者を死なせたら、自分を許せない。
「だからお願いします、やらせてください」と言った彼は、本当に格好良かったです。成長したなあ……!

「この患者は、正真正銘お前が救った患者だ」なんて、きっと、医師冥利に尽きる言葉ですよね。

そして、何気に新人ナース雪村も、冴島さんの仕事ぶりを見て少しずつ成長の気配が。がんばれ雪村!冴島を倒すその日まで!

それにしても、冴島さんもう復帰ですか、早いなあ……。仕事に打ち込むことで気持ち切り替えようとしてるのか、それとももうすでに色々乗り越えたのかな。

緋山と名取と臓器摘出

名取くんは相変わらず名取くんだなあ( ̄▽ ̄;) ……と思ってたら、思いの外その心境は複雑だったようで。

根本から患者や家族の気持ちに「寄り添えない」人間。
今まではそれを何とも思わなかったのかもしれないけど、緋山たちの様子を見て「そうあれない」自分に葛藤を感じ始めたらしい名取先生。緋山先生のことを「羨ましい」と言ってたけど、きっと灰谷や横峯についても同様に思っているんだろうなあ。

「――ある先生に言われた。遠回りすることで見える景色もあるって。
名取、人それぞれでいいんだと思う。どんな景色が見えるかは」

そんな緋山の言葉に何を感じ取ったのか、「おれにもやらせてもらっていいですか」と、少年の洗髪の手伝いを申し出る名取くん。

「ありがとう 君のおかげで6人が生きる」

君はこんな言葉欲しくないかもしれないけど、と。

きっと、その台詞にも感情はほとんど込められてはいないのでしょう。でも、少しでも患者に寄り添おうとしてみたこと、それは間違いなく、前回からは見違えるほどの彼の「成長」であるわけで。

この先、彼が見る景色は、一体どんなものになるのでしょうか。

藍沢と奏と落胆

ああああ、やっぱり指の震えは取れなくなってしまったのか……!
奏ちゃんの「また弾けるようになるって言ったじゃない」「嘘つき」「先生は、わたしの命よりも大事なものを奪った」がとにかくキツすぎて。気持ちは分かるけど――なんて言っちゃだめなんだよな。彼女の痛みは彼女にしか分からないのだから。


落胆は成長につながる。
でもそれは、若い人の場合。
落胆が成長につながる時期はとっくに過ぎてしまった。
私達に求められるのは、「成長」ではなく「結果」だ――。

ああ、何かもう色々刺さりすぎて痛い……つらい……。orz


この1件で、藍沢先生はガチでどん底に。トロント大への道も辞退しちゃうようだけど、そもそもあの手術のとき「何か」があったっぽい。藍沢先生がミスした? それとも新海さんが何かしたの?
そして、まさかのドクターヘリ墜落!?

もうやめてー! わたしのライフはゼロよー! いや見るけどもー!


▼続き
akirwn.hatenablog.com

▼公式サイト
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フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー」ドクターヘリ緊急救命 3rd seasonオリジナルサウンドトラック

フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー」ドクターヘリ緊急救命 3rd seasonオリジナルサウンドトラック