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【感想】ドラマ「コード・ブルー 3rd SEASON」第2話

親の心子知らず、先輩の心後輩知らず、そしてその逆も然り。
どこの業界も、現場の経験こそが新人を育てるんですねえ。

あらすじ

翔北救命救急センターに配属されたフライトドクターのフェローたち。まだまだ未熟で頼りない彼らの教育方針を巡り、藍沢(山下智久)と白石(新垣結衣)は対立する。そんな中、母子が事故に巻き込まれたとの救援要請があり、藍沢はフェローの横峯(新木優子)と共にドクターヘリに乗り込む。

一方、病院には17歳で妊娠した少女が搬送されてくる。彼女の父親は彼女が産むことを許さず、少女と反発する。緋山(戸田恵梨香)は、フェローの名取(有岡大貴)と共に仲裁を試みるのだが……。

感想

実戦に勝る修行はないのです

「実戦に勝る修行はない。オレと当たるまでに精々腕を磨けよ」――というのは、かの『幽遊白書』の躯の名言ですが、本当にその通りなんですよね。どれだけ練習を重ねたところで、実戦で得られる経験値とは比べ物にならないわけで。

……まあ、患者を指して「絶好の練習台」というのは、さすがに藍沢先生どうなのと思ったけど。それでショック受けて泣き出す横峯もどうなのと思ったけど。


実戦でいきなり「お前がやれ」と無茶振りされ、極限状態に置かれた末に、ついに覚醒した横峯。

「お前は医者だ。目の前の7歳の少女を救え」
「――わかりました。やります!」

ってなったときには、「横峯えええええ!!!!」って拍手喝采を送りたくなりました。一件落着の後、ぶっきらぼうに「よくやった」って褒められてめっちゃ喜んでたのも可愛かった。アレだね、メチャメチャ厳しい人達がふいに見せる優しさって、苦しい壁ぶち壊す勇気になるよね!(←幽白)


人を育てるには、優しくすればいいのか、厳しくすればいいのか。
難しい問題だけど、結局はバランスというか。優しいばかりでも駄目で、厳しいばかりでも駄目で、でもどちらも必要なんでしょうね。そういう意味では、藍沢と白石でバランス取れててちょうど良いのかも。

妊娠した17歳の少女と父親

熱血系で頑固な父親と、そんな父親に嫌気が差して家出して妊娠した17歳の娘。
お父さんが毎日19時で帰宅して人付き合いも減って趣味もできなかったのは、ひとえに、ひとりで娘を育てるため。その娘がグレて家出したあげく、妊娠して帰ってきたら、そりゃキレますわ……。あれは自分自身への不甲斐なさの裏返しだったのかなあ……。

自身がシングルファーザーとして苦労したがゆえに、娘にはそんな苦労を味わわせまいと、彼女の出産を認めようとしなかった父親。でも、そんな彼の心境を聞いて「お父さんは後悔したの?」と言う娘に、「そんなことは一度もなかった」と。そして、それを聞いて「やっぱり産みたい」と言う娘。

あいつバカなんですと言いながら、「ああでもまあ最悪、俺が育てます!」と笑った父親。なんだかんだ言いながら、一緒に子育てに取り組んでくれることを祈るばかりです。しかしお父さんイケメンだったなあ。

藤川先生と冴島さん

冴島さんが妊娠していることを、本人が言う前に、本人の許可を得ずに白石先生達に打ち明けちゃった藤川先生。ばかー! そりゃ皆から呆れられますわー! 一生言われ続けても文句言えないですよ先生ー!( ̄▽ ̄;)

はたして、冴島さんは子どもを産む道を選ぶのか、それとも仕事のために産まない道を選ぶのか。おそらく前者でしょうけれど。
ていうか、次回エライことになりそうだけど大丈夫か……?

脳に腫瘍を持つ天才ピアニスト

なんか、凄いバーで飲んでるな!? というのはさておいて……

藍沢に会いにきていた少女、天野奏。天才ピアニストである彼女は、しかし、3.5cmを超える脳の腫瘍を抱えていた……。あああ、これが今回藍沢先生に立ちはだかる難関ぽいですね。

……ていうか、患者の顔と本名が分かってる状態で病をさらっと言っちゃってたけど、良いの?(個人情報の取り扱い的な意味で)

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