アトラスが誇る人気シリーズ第4弾、クリアしました!
もうね、あのね、菜々子かわいいよ菜々子!(←そこ?)
※PlayStation Vita版「ペルソナ4 ゴールデン」が「終盤のネタバレ禁止」だそうなので*1、本作の感想も終盤ネタバレは抜きで書いていきます。
▼目次
あらすじ
両親の都合で、都会から離れた田舎町・八十稲羽で1年間暮らすことになった主人公。居候先の堂島家、転入先の八十神高校の生徒など、さまざまな人々との出会いと共に新生活が始まるが、その矢先、平穏だった筈の町で奇怪な連続殺人事件が発生する。
――この町には、「マヨナカテレビ」と称される噂があった。それは、「雨の夜の深夜0時に点いていないテレビの画面を見つめると、別の人間が映る」というもの。主人公が試してみると、それは本当に映り、かつ、画面に手を伸ばすと、その手がテレビの中に入ってしまう。その中は奇怪な異世界と繋がっており、そして、件の連続殺人事件と密接に関わっていた。
主人公は仲間達と協力しあい、異世界の中で目覚めた「ペルソナ」能力を駆使して、事件の解明に挑むことになる。はたして、一連の事件の犯人は誰なのか。マヨナカテレビとは何なのか。そして、霧に隠された真実とは……?
感想
アトラスゲーは「アバチュ」「アバチュ2」に続いて3作目。
「ペルソナ」シリーズは名前だけは知っていて、なんか悪魔とか召還して戦うんだっけ?くらいの認識で始めたのですが、思ってたより明るい雰囲気でびっくりしました。
フィールドを動き回るキャラクターが6頭身くらいのデフォルメされたデザインなのにもびっくり。もっと8頭身で硬派でダークな世界観かと思ってた。
初ペルソナで勝手が分からなかったのもあって、難易度はBEGINNERを選択し、攻略本を参考にしながらプレイ。プレイ時間は70時間ほど、主人公のステータスは5種類カンスト、コミュMAXは13/21で、全エンディング達成できました。NORMALとか攻略本なしだと余裕で100時間超えるんだろうなー。
↓ちなみに今回お世話になった攻略本はコチラ
- 作者: ファミ通書籍編集部
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
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リア充耐性ないとツラいゲーム
このゲームにおいて最も重要視されるもの、それは周囲とのコミュニティ(コミュ)。主人公は日々の生活、授業や部活や学校行事やバイト等を通して、この町のさまざまな人々と交流を深めていき、その絆の力で成長し、強さを手に入れていきます。
――そう、結局、人間が社会的生物である限り、人生において最も重要なのは人間関係なんスよ。コミュ力こそがものを言うんスよ。最後に勝つのはリア充なんスよ。へッ。
(  ̄▽ ̄)
(  ̄□ ̄)
(# ̄□ ̄)<…………
(# ̄□ ̄)<リア充爆発しろおおおお!!!
……なんて思う自分はシャドウに囚われてるんでしょうね( ̄▽ ̄;) いかんいかん
進め方次第では、主人公(通称「番長」)は知識、勇気、根気、伝達力、寛容さすべてを兼ね備え、学力は学年トップ、運動能力にも表現力にも長け、料理も上手で、あらゆる人と揺るぎない絆を結び、誰からも好かれ何人もの彼女を同時に作り絶大な信頼を勝ち取る完璧超人と化すわけで。ああもう爆発しろ!爆ぜろ!←
魅力的なキャラクターたち
「番長」こと主人公をはじめとして、その他の登場人物も皆個性的なキャラばかり。陽介は超ノリの良いムードメーカーだし、千枝は元気いっぱいの格闘少女だし、雪子は芯のある大和撫子だし、完二は硬派な一匹狼だし、りせちーはきゃぴきゃぴなアイドルだし、直斗は超冷静な探偵だし。クマはなんかどこまでもクマだし(?)。
表向きは明るく振舞いながらも、それぞれ見せたくない弱さや本心を抱えていて、それを思いきり見られてしまうのに、それでも変わらず友情を維持(どころか向上)できるのは、素直に羨ましいと思いました。自分の弱さを受け入れてさらけ出せるのって、めちゃくちゃ強いことなんですよね。
そして、このゲームではある理由により、ダンジョン攻略時にはクマ除き全員メガネをかけるのですが、それが皆似合う似合う。メガネスキーの人にはたまらないゲームかも。
あと、何度でも言うけど菜々子かわいいよ菜々子( ̄▽ ̄ )
父親の堂島刑事も渋いオジさまで素敵でした。
音楽の素晴らしさ
アバチュの時も思いましたが、目黒将司さんによるBGMの数々が本当に素晴らしかった。
なかでも、要所要所で流れる「記憶の片隅」や「I'll Face Myself」、晴れの日の放課後にかかる「Your Affection」、通常戦闘曲「Reach Out To The Truth」などは、非常に印象に残りました。通常戦闘曲がボーカルあり、しかもラップ調なんて超新鮮。パーティの明るさと相まって、毎回非常にテンション上がる戦闘でした。歌詞も熱くて最高。
- アーティスト: ゲーム・ミュージック
- 出版社/メーカー: Aniplex Inc.(SME)(M)
- 発売日: 2008/07/23
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アバチュとの共通点・相違点
アトラスゲーは「アバチュ」から入ってこれで2シリーズ目なのですが、アトラスゲーは皆そうなのか、いろいろ共通点が多数。ペルソナの大半はアバチュで見たことある悪魔だったし、スキルも見覚えのあるものが多かったです。
アバチュでは中盤~終盤でのボスだった悪魔が、他の雑魚級と混じってペルソナになっていたのはちょっと驚きでした。
戦闘面では、風系魔法がなんで「ザン」じゃなくて「ガル」になってるんだろ?と思ったら、ザンは衝撃属性、ガルは疾風属性で全然別物、そしてペルソナシリーズではザンではなくガルが主要魔法になっているみたいですね。
あ、あと、敵を全員ダウンさせたら総攻撃でフルボッコにできるのも最高のシステムだったと思います。アバチュにも欲しかった……!
おわりに
楽しい学校生活だったし菜々子は可愛かったし菜々子は可愛かったし(大事なことなので何度もry)、実に有意義な1年間を過ごせたゲームでした。
終盤ネタバレ禁止なので詳しくは書けませんでしたが、それぞれのキャラが自分自身と向き合い、受け入れ、乗り越えていく様は、彼らと同世代の学生さんにも、大人になった方々にも、強い印象を残すのではないかと思います。
PS2、もしくはPSVitaをお持ちなら、ぜひおすすめしたい作品です。
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2008/07/10
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※↓なんか格ゲーとか音ゲーとかもあるんスね……ヤッテミタイケドハードガナイ(´・ω・`)
ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド (通常版) - PS3
- 出版社/メーカー: アトラス
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