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【感想】アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」#50

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第50話「彼らの居場所」

最終回を見たので、備忘録がわりに感想を書きます。
じつに良い最終回でした。

※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。




過酷な境遇の中で生きざるをえなかった孤児たちが、自分たちの居場所を求め、辿り着くために戦い続けた物語。

ぶっちゃけ全滅ENDしかないだろこれ、と思いながら観ていましたが、最後は希望の残る綺麗な終わり方をしてくれました。多数の犠牲を出しながらも最終的に鉄華団の目的は果たされ、死すべき敵は死に(イオクとかノブリスとか)。

ラスタルがほぼ無傷で済んだのはアレですが、あの状況では鉄華団がラスタルまで到達することは到底不可能だったし、仮にラスタルを討てたとしてもさらなる泥沼化を招くだけで、この終わり方がいちばん犠牲を出さずに済む方法だったんだろうなと。

クーデリアもそのことを理解していたからこそ、実質ラスタルが三日月たちを殺したことを承知のうえで、清濁併せ呑んで、闘争ではなく和平の道を選んだ。鉄華団のことを忘れてはいないという皮肉をチクリと刺しながら。すっかり政治家の顔になりましたね。

ラスタルにしてみれば、バルバトスという悪魔を討ち取ったことで、「生贄」の条件は充分に満たしたわけで。鉄華団の残党がクリュセに逃れたことなど、きっとお見通しだったろうけれど、わざわざ追手を差し向けて掃討する必要もないと判断したのでしょう。それは――鉄華団の面々を見逃すことは、かつてオルガが彼に請願したこと。単なる合理的な判断だけではなく、オルガの、そして鉄華団の生き様に免じた判断もあったのだと、一視聴者として信じたいところです。


オルガと三日月に関しては、1期の頃から死亡ENDだろうなあと思っていたので、その瞬間が来ても「ああ……」と受け入れるしかありませんでした(オルガの死のタイミングは予想外だったけど)。オルガが死んだ時は三日月どうなるのかと冷や冷やしていたんですが、一切心配無用でしたね。オルガと出会った瞬間が彼の「生まれた」時であり、オルガの命令を最後まで果たして死ねたのなら、それはまさに彼の本望だったのでしょう。


イオクのあの死に様はカリオストロ伯爵というべきか、AKIRAのアレというべきか。彼の人柄は決して悪ではなかったのだろうけど、でもやらかしたことがあまりにも酷すぎた。昭弘、最後の最後に土産話が出来て良かったね……。


ガエリオは車椅子生活を余儀なくされたものの生還。マクギリスとの一騎打ちの時は普通にしていたけど、あれは無重力状態だったからで、本当はもう足が動かなくなっていたのか。アインはあのまま役目を終えて停止したのかな……。
アカツキ君がそこそこ大きくなってるってことは、最後の戦いから3年以上は経ってるんじゃないかと思うけど、その割りに首に包帯巻いてたのが気になりました。何か後遺症が残ったのかな。
というかアルミリアはどうなったんだろう。



全滅しかないと思われた鉄華団でしたが、多数の犠牲の果てに、孤児たちは自分たちの居場所を手に入れることができた。その点において、ハッピーエンドといえるのではないかと思います。彼らの死は決して無駄ではなかった。

本当に、綺麗な終わり方でした。
生き延びた彼らが、アカツキ君が、幸せに生きていけますように。

スタッフの皆さま、お疲れ様でした。

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