read and write

日々見聞きしたことの感想、思ったこと、考えたことをアウトプットするブログ

【FF12】ミストナックのみでクリアに挑戦【やりこみ】

――昔、ある人が言いました。
FF12固有の要素といえば、ライセンスミストナック。なので、そこに特化したやりこみをしてみたかったのだ、と――。

ええ、まあ、例の知人のことなんですけど、どうもNLBLLG(初期ライセンス&初期レベル)縛り(またの名をサビのカタマリ集め)に完全に心折れたらしいので、今回は、かつて彼がやった過去のやりこみの1つをご紹介。

ミストナックのみでシナリオクリアに挑戦、というものです。

ルール(制限内容)

  • ヴァン
    • 初期レベル
    • 武器、魔法、技、オプションのライセンス取得禁止
  • 他の5人
    • 初期レベル
    • 初期ライセンス
  • その他
    • ダークマター禁止

ライセンスの取得を許可するのはヴァン1人だけ。しかも取得できるのは防具、アクセサリ、ミストナックのみ。これが何を意味するかというと、初期武器・アイテム・ミストナック以外、攻撃手段がないということ。
この状態で、ストーリー上のラスボスクリアまで進めようというやりこみです。

(本当は完全にミストナックだけ(初期武器すら使用しない)でクリアできれば良いのですが、ミストナックを覚えるまでは初期武器で進むしかないのでやむを得ず、とのこと)

ヴァンが初めから持っているライセンスは、「盗む」「軽装備1」「軍刀装備」だけ。つまり、使える武器の中で最も攻撃力があるのは、攻撃力22のミスリルブレイドだけ。序盤はバルフレアさんの銃に頼るとしても、ぶっちゃけ初期武器だけでは中盤以降の敵は倒せません。実質、ミストナックだけで敵を倒していくしかありません。(もちろんダークマターも禁止)

※ちなみに、全員初期レベルなのは例の知人の趣味(知人いわく、FF12のやりこみにおいて初期レベルはデフォルトなのだとか)。

では、実際の進め方に移ります。

進め方

ヴァンのMPは25で始めましょう

FF12における各キャラの初期ステータスは、実は固定ではなく、1~3程度の微妙な振れ幅があります。たとえば、本編開始時点のヴァンの初期MPは、ランダムで25~27のいずれかになります。

そして、このやりこみでは、初期MP25のヴァンで始めることが重要。なぜなら、MP25で始めると、エーテルがある限りミストナックをひたすら連発できるから。

ミストナックのライセンスを3つ全て取得した場合、キャラのMPは3倍になります。初期MPが25なら、75。この75という数字は、ほろろの根付を装備してエーテルを使った場合の回復量75とぴったり一致します。

つまり、ミストナックを撃ってカートリッジが空っぽになっても、エーテルを使えばMPが全快し、すぐさまミストナックカートリッジ3つが溜まるということになります。
よって、エーテルがある限り、ミストナックを撃つ→MP0になる→エーテルを使う→MP全快する→ミストナックを撃つ→……のコンボが可能になるのです。

しかし、初期MPが26~27だと、ミストナックライセンス3つ取得時のMPが78~81になってしまい、ほろろの根付を装備してエーテルを使ってもMPが全快せず、ミストナックカートリッジが2つしか埋まらない状態に。カートリッジを3つ埋めるためにはあとわずかにMPが足りず、そのMPを溜めるためにわざわざ走り回らなくてはなりません。

なので、このやりこみをする時は、初期MPが25のヴァンで始めることが大事。初期MP25のヴァンに出会うまで、オープニングをひたすら繰り返しましょう。つまり、レックス編を何回もやることになるわけで……レックスごめん。超ごめん。

本編開始~バッガモナン狩りまで

そんなこんなで初期HP25のヴァンと出会えたら、いよいよ本編開始。
ぶっちゃけ、バッガモナン狩りまでは、銃が使えるバルフレアの無双状態です。銃の威力を頼りにバッガモナンまで進めましょう。

初期レベルでのバッガモナン狩りは、すでに有志の皆さんにより定石が出来上がっていますので、ググって頂ければ問題ないと思います。(ヒント:エアロの魔片)

バッガモナン狩り後~シド2回戦(大灯台)手前まで

バッガモナン狩りの後は、ヴァンがミストナックを3つ取得できるようになるので、すべて取得します。ここからは、ヴァンがこの物語の主人公です。各地のトレジャーを巡ってエーテルを確保しつつ、思う存分ミストナックを撃ちまくりましょう。

フェニックスの尾とエーテルとミストナックがあれば(ミストナックを撃つ→殺される→フェニックスの尾で蘇生→エーテルでMP回復→ミストナックを撃つ…を繰り返せば)、ここからしばらくの間、大抵のボスは難なく倒せます。
そう、シド2回戦までは。

シド2回戦(大灯台)

このやりこみにおける最大の壁がここ。
シドとファムフリートを同時に相手にしなければならないこの戦闘では、通常はファムフリートを先に倒すのが定石なのですが、このやりこみでは逆。先にシドを倒す必要があります。

なぜなら、シドは最初から回避無視オプション(攻撃必中の効果)を持っており、かつファムフリートも、残りHPが5割を切ると回避無視オプションを持つから。
双方回避無視の状態になられてしまうと、回復も蘇生も追いつかず、成すすべなく全滅してしまいます。そのため、ファムフリートの体力を残り5割にする前に、シドを倒す必要があるのです。

ただし、シドも残り体力5割になると、追加オプションによって物理攻撃&魔法攻撃の両方を無効化してしまいます。このオプションは約2分ごとに一瞬だけ途切れるので、その一瞬にミストナックを叩き込み、また2分間を耐え切って……を繰り返しましょう。
(余談ですが、知人はここで運よくアークブラストが発動したおかげで、ギリギリ撃破できたそうです。しかもヴァン1人で。ヴァン1人で(大事なことなので2回ry))

そしてシドを先に倒したら、続けてファムフリートを倒します。
この難関を越えられたら、やりこみ達成は目の前。
最後にガブラスと不滅なるものがいるけど。

ガブラス戦

空中要塞バハムートで待ち受けるガブラス。彼も、残りHPが減ると回避無視のオプションを持つようになります。つまり、彼に狙われたらほぼ死亡確定になってしまいます。

パーティが固まっていると3連撃で瞬殺されてしまうので、ガブラスを中心に3名が等間隔に散開するようにしましょう。こうすることで、ガブラスが1人目を殺しても2人目のところまで走らなくてはならないため、その分時間を稼げます。

誰かが殺されたら、別のメンバーがフェニックスの尾で生き返らせ、その隙にヴァンがミストナックで狙撃。これを繰り返せばガブラスを撃破可能です。
さて残るはラスボス、不滅なるもののみ。

不滅なるもの戦

3連戦、ガブラス戦も含めると4連戦になるラストバトル。しかし、不滅なるものは回避無視オプションを持たないので、血塗られた盾&ガントレットがあれば、物理攻撃をほぼ遮断できます。この点だけで言えば、ぶっちゃけガブラスのほうが強いです。

ただ、彼はシドやガブラスと比べてHPがかなり多いので、何度も何度も何っ度もミストナックを撃ち込まなければなりません。合計4連戦、約2時間ほどの間、ひたすら集中してコマンドを入力し続ける必要があるので、肉体的精神的にかなりキツいです。サビのカタマリ集めよりはマシだけど
それに耐え切ることさえできれば、晴れてやりこみ達成です。


FF12ならではの要素であるミストナックを最大限に生かすやりこみプレイ。
新たなやりこみを模索している方の参考になれば。

↓もっとハードなやりこみをしてみたい方はコチラもどうぞ
akirwn.hatenablog.com
akirwn.hatenablog.com