コナミの「Dance Dance Revolution」(DDR)と対を成す(?)、韓国発の足を使う音ゲー、「Pump It Up」(PIU)。
DDRと良く似たゲームですが、DDRは踏むパネルが上下左右の4つなのに対し、PIUは左上下、右上下、中央の5つという違いが。そして何より、DDRにはない数々のギミックが実装されているのが、PIUの特徴といえるでしょう。
で、知り合いにこのPIUのプレイヤー*1がいるんですが、彼に教えてもらった2曲のギミックが超ぶっ飛んでいたので、思わずご紹介*2。
かもめのジョナサンの悪夢
1羽のカモメが飛ぶ青空を背景に始まる曲。で、下からどのパネルを踏むかを示す目印が上がってくるんですが、その目印が全部同じ白いカモメ。
通常、目印はパネルの位置によって色や形が違っているので、ぱっと見ただけでどのパネルを踏めば良いのか分かるのですが、それらが全部同じカモメなので、この時点でかなり分かりづらい。
しかも、通常なら同じスピードで上がってくるはずの目印が、途中で不意に減速したり上昇したりするものだから、踏むタイミングも非常に取りづらい。
この時点で充分タチの悪い譜面ですが、しかし、ここまではまだ序の口にすぎません。
やがて背景が切り替わり、美しい夕焼けになり、夜空になり、そして青空に戻るのですが――そこにはプレイヤーの視覚を完全に殺す、超凶悪すぎるギミックがwww
詳しくは動画をご覧いただきたいと思いますが、見えるかこんなもんwwwww
ちなみに、この曲の正式なタイトルは「Jonathan's Dream」なのですが、この曲をクリアすることで達成されるミッションの名前は「Jonathan's Nightmare」なのだそうで。
確かにこれは悪夢だわ……( ̄▽ ̄;)
DM ASHURAのパーフェクトさんすう教室
もう1曲がこちら。ミッション名は「DMA's Perfect Math Class」。
『ジョナサンの悪夢』のように、目印アイコンが変わっているわけでもなく、背景も比較的シンプル。あれっ、一見まともな譜面……と思ったら、曲のスタートから30秒ほどしたあたりで、唐突に画面上にこんな文字が。
「2+3=?」
( ゚д゚)?
そしてその数秒後には、それぞれ数字が書かれた、普段とは違う目印が上がってきます。そう、これ、踊っている最中に算数の問題を解かせるという譜面なのです。
上がってくる「選択肢」の中から正解を選ぶと、ピンポーン♪という効果音と共に大きな「○」が。いやいやいや(笑)。
しかも、「2+3=?」くらいならまだしも、問題はやがてどんどん難しくなっていき、ついには踊ってる最中じゃなくても分からないレベルにw
ちなみに、「Perfect Math Class」で検索すると、「チルノのパーフェクトさんすう教室(Cirno's Perfect Math Class)」がヒットするんですが、おそらくミッション名の元ネタはこれなんでしょうねw。
これらの他にも、曲が流れている間同じパネルを踏み続けていれば自動的にクリアになる譜面があったり、2人対戦プレイならぬ4人協力プレイの譜面があったりと、ネタ要素には事欠かないゲームのようですw。
興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
新規参入プレイヤー絶賛歓迎中!だそうです(知人より)。