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日々見聞きしたことの感想、思ったこと、考えたことをアウトプットしまくるブログ

【感想】映画「魔女の宅急便」

小さい頃は神様がいて、箒に乗れば空を飛べると本気で信じてましたとも、ええ。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじ

「13歳になったら家を出る」という古いしきたりに従い、相棒の黒猫ジジと共に旅立った新米魔女・キキ。空を飛ぶことしか覚えなかった彼女が、辿り着いた都会の街で見いだしたのは、空を飛んで物を運ぶ「宅急便」の仕事だった。街の人々との出会いや関わりを糧に、彼女は日々成長を遂げていく……。

13歳で自立するって凄いよね

作中ですら「今の世に合わない」と言われてたけど(※因みに今作が公開されたのは1989年)、13歳で独り立ちするって相当すごいですよね。親元を離れて、たったひとりで見知らぬ街に行って、自力で生活基盤を築いて暮らせって。現代で言えば14歳で単身渡米した錦織圭みたいなもので……ってすごいな錦織圭!(←話がズレてる)

冒頭で出会った先輩魔女の「占い」のような特技もなく、空を飛ぶしか取りえがなかったキキ。いや、空を飛ぶ時点で充分ほかの人にはない「特技」なわけですが。偶然おソノさんに拾ってもらえたから良かったものの、彼女に出会わなければ早々に詰んでた可能性もあるわけで。人生運と縁だねえ。

声優陣について

天空の城ラピュタもそうですが、今作も今から見ればかなり豪華な声優陣。キキとウルスラが高山みなみさんの1人2役なのは知っていたけど、おソノさんのご主人と警官と終盤のアナウンサーが山寺宏一さんの1人3役なのはWikipedia見るまで知らなかった( ゚д゚)

高山みなみさんは、元々はウルスラ役だけ演じる予定だったけれど、キキ役に適任者がいなかったので、キキの1人2役をやることになったのだとか。声優3年目にしての抜擢だったそうで。凄い。

魔女の宅急便 (スタジオジブリ作品) - Wikipedia

スタジオジブリはプロの声優をあまり使わないというイメージがあったんですが、こうして昔の作品を見るとめちゃくちゃ起用してるんですよねえ。使わないようにシフトしていったのはいつごろからなんだろう。

才能を活かした仕事だろ?素敵だよ

絵描きが絵を描けなくなるように、魔女もスランプに陥ると飛べなくなる。スランプに陥った時はとにかくもがいてみる。絵描きならとにかく描く。魔女ならとにかく飛ぶ。それでもだめなら、「描くのをやめる」。気分転換を図ったり、何もしないでいる。そうしているとある日突然描きたくなる。

魔女の血、絵描きの血、パン屋の血。神様が与えた才能のおかげで苦労もするけれど、その才能のおかげで得意なことが生まれ、それを活かして生きていくことができる。トンボも言っていたけど、自分の才能を存分に活かして生きていけたら、素敵ですよね。

ところで先生、才能がない人間はどうしたら(ry

その他印象に残ったポイント

  • おソノさんもご主人も本当に良い人
  • 微動だにしないジジの名演技が凄すぎるwww
  • あんな重い荷物下げて折れないあたりさすが魔女の箒
  • 「あたしこのパイ嫌いなのよね」とか、祖母の心孫知らず
  • しかし「ニシンのパイ」を実際にGoogle検索してみると……( ゚д゚)
  • 教訓:仕事のスケジュールは余裕を持って入れましょう

おわりに

最終的に、スランプを見事克服して再び飛べるようになったキキ。エンディングの様子を見る限り、その後も商売は無事軌道に乗った模様。映画はここまでですが原作には続きがあるようなので、ご興味があればそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

新装版 魔女の宅急便 (角川文庫)

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