【感想】映画「るろうに剣心伝説の最期編」

実写版「るろうに剣心」第3作にして完結編。
初見。そして観終えた直後の様子⇒( ﾟдﾟ) ※やっぱり

※原作・映画両方のネタバレ含みますのでご注意ください。

前作までのあらすじ

国家転覆を目論む志々雄真実を倒すため、京都に向かった緋村剣心。志々雄による「京都大火」が実行に移されるなか、さらわれた薫を追って志々雄の待つ巨大軍艦「煉獄」へ乗り込むが、薫と共に海に落ちてしまう。浜辺に流れ着いた剣心を見つけたのは謎の男だった……。

akirwn.hatenablog.com
akirwn.hatenablog.com

全体的に

前作の終盤から原作と違う展開になってましたが、今作ではさらにそれが加速。原作通りの箇所もあるものの、基本的に全編オリジナルストーリーでした。これは賛否両論分かれそう。ていうか自分の中でも賛否両論。

原作では早々に沈んでしまった煉獄が決戦の地となったのは良かったです。福山雅治氏演じる比古清十郎も想像以上に良かった。比古戦、蒼紫戦、宗次郎戦、志々雄戦と連戦に次ぐ連戦も良かった。ただ四乃森蒼紫と十本刀の扱いだけは許し難い。あれはない(´・ω・｀)

印象に残ったポイントとか

髪をおろした剣心が素敵
志々雄VS伊藤博文のお食事会、何もそんなところでしなくても
薫さんはふつうに助かってました
翁が死んだー！！！Σ(￣□￣;)
一同が京都から東京に来るまで待っててあげた志々雄さん
伝説の最期＝緋村剣心処刑（未遂）
和装の斎藤一さん来たーーー！！！
と思ったら下にいつもの着てた(´・ω・｀)
伊藤博文さんが腹黒い。。
剣心・斎藤・蒼紫・左之助を一度に相手するとか志々雄さんマジ化物
焔霊、紅蓮腕、九頭龍閃、天翔龍閃が再現
でも九頭龍閃の最後の突きが柄じゃなかった件
燃えながらの志々雄の狂った笑い方はやっぱり藤原竜也氏ならでは

比古清十郎について

演じるのが福山雅治氏と聞いたときは正直「エェェ( ﾟдﾟ)ェェエ」と思っていたんですが、実際に見てみたらこれはこれでアリでした。原作及びアニメ版の筋骨隆々の超俺様キャラではないものの、剣心を遥かに凌ぐ実力も、師匠としての貫録も見事に表現されていたように思います。奥義伝授後もピンピンしてたのはちょっと驚いたけど。

四乃森蒼紫の扱いがひどすぎる件

実写版るろ剣シリーズ最大の不満点がこれ。志々雄とまったく関係ないですやん。そのくせ何故か煉獄に乗り込んできて、志々雄に「誰だお前は」って言われてしまってますやん。原作では一目置かれて同盟結ぶレベルなのに(´・ω・｀)

大体1作目の観柳戦で御庭番衆たちと一緒に出てないので剣心を狙う理由づけも今イチだし、出てきたら出てきたで「殺してみせろ」とか言って戦闘中に笑ったりするし（原作の蒼紫様ではありえない）。あげく煉獄に乗り込んで志々雄と対峙した理由が「抜刀斎は俺が倒す」だし。何その「カカロットは俺のものだ」的な。「うしおはわしが喰うんだ！！」的な。